心不全の80代父親を看る娘「缶ビールやハイボール1缶なら飲んでもいい?」
特にこの男性のように心不全を患う患者さんは、がん患者さんと違い、退院してからも比較的長く過ごされることが多い。しかし、それでも入院が必要となるレベルの症状悪化でADLは確実に低下していきます。入院しているより、在宅医療の方がQOLが維持されやすいとはいえ、安心はできません。患者さんにとって、その生活がいかに豊かなものか。または、つらい中でも大切な充実した良い時間となるか。そんなマネジメントも在宅医療に求められる仕事だと考えるのです。