友人と食事したりたばこを吸ったり…これも自宅での在宅医療だからこそ
「すぐに気づきましたよ、置いてあるんだもん(笑)」(私)
定期的に友人が訪れ、一緒に食事を楽しんだり、喫煙されたり、自宅での生活を楽しんでいるのが伝わってきました。こんな生活スタイルが許されるのは患者さんの生活に寄り添う在宅医療ならではのこと。
「腰痛で歩けなくなったのはなぜですか?」(私)
「仕事で。かれこれ10年前から痛くて、歩けなくなったのは5年くらい前からかな」(患者)
対話によって、患者さん自身が自分の病気に対し、冷静に向き合えるように気持ちを整えることは、とても大切です。
「しびれは?」(私)
「ないですね」(患者)
「当時は病院に行っていたんですか?」(私)
「行きましたよ。5年前だね。レントゲン撮ってもらったけど、骨には異常ないって」(患者)
「その時、便意や尿意は?」(私)
「ありました。今もわかります」(患者)