感染力は“最強”…世界的流行の「はしか」52歳以上は要注意! 国内でも報告相次ぐ

公開日: 更新日:

 要注意なのは、今年52歳以上になる人だ。1972年9月30日以前に生まれた人は、ワクチンを1回も接種していない可能性が高いからだ。

 世代によってワクチンの接種回数に違いがあり、①1972年9月30日以前生まれは、接種ゼロの可能性が高く②1972年10月1日~1990年4月1日生まれは、1回のみ接種③1990年4月2日~2000年4月1日生まれは、1回か2回④2000年4月2日以降生まれは、2回接種の可能性が高い。

「過去に自然感染しているのか、ワクチンを2回接種したのかどうか不安な人は、抗体検査をして免疫の有無を確認すればいいでしょう。1回接種で十分な免疫を獲得する人もいますし、2回接種しても免疫力が不十分な人もいます。ワクチンを打っていれば、たとえ感染したとしても症状は軽くてすみます。自費の場合、抗体検査は5000~1万円ほど、ワクチン接種は1回あたり1万円前後です」(上昌広氏)

 すでに世界的に流行しているだけに、心配な人は早めに備えておいたほうがよさそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    大山悠輔逃し赤っ恥の巨人にOB評論家《良かった》 FA争奪戦まず1敗も…フラれたからこその大幸運

  3. 3

    悠仁さまの進学先に最適なのは東大ではなくやっぱり筑波大!キャンパス内の学生宿舎は安全性も高め

  4. 4

    過去最低視聴率は免れそうだが…NHK大河「光る君へ」はどこが失敗だったのか?

  5. 5

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  1. 6

    《次の朝ドラの方が楽しみ》朝ドラ「あんぱん」の豪華キャストで「おむすび」ますます苦境に…

  2. 7

    国民民主党・玉木代表まだまだ続く女難…連合・芳野友子会長にもケジメを迫られる

  3. 8

    「人は40%の力しか出していない」米軍特殊部隊“伝説の男”が説く人間のリミッターの外し方

  4. 9

    瀬戸大也は“ビョーキ”衰えず…不倫夫をかばい続けた馬淵優佳もとうとう離婚を決意

  5. 10

    迫るマイナ保険証切り替え…政府広報ゴリ押し大失敗であふれる不安、後を絶たない大混乱