キャリア官僚がエリートだった時代は終わり…立命館大学が合格者数3位の大躍進

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 そのためかキャリア官僚を目指す学生も減っている。国家公務員総合職試験(院卒と大卒程度)の申込者数は2013年に24360人だったのが、2023年は18386人と3/4に減っているのだ。半面、キャリア官僚を選抜する国家公務員総合職の合格者のうち女性の割合は急増している。2013年は19.6%であったが、2023年には33.5%まで増加しているのだ。キャリアのジェンダーレスは進んでいるようだ。

 総合職試験には、大学4年が主に受験する春試験と大学2.3年生が受験可能な秋試験がある。この秋の試験区分は「教養区分」といわれており、2023年から大学2年生から受験できるようになったため、2023年は申込者が激増した。2022年の2952人から4014人と前年比で36%も増えたのだ。
 
 一方、2024年の大学4年生向けの春試験の結果は、今年5月28日に発表された。大学別の合格者は、①東京大学189人、②京都大学120人、③立命館大学84人、④東北大学73人、⑤早稲田大学72人、⑥千葉大学63人、⑦大阪大学58人、⑦北海道大学58人、⑨広島大学55人、⑩慶應義塾大学51人となっている。私立大トップになった立命館大学が注目された。

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