LINEならではのビジネスマナー&言葉遣い。返信タイミングはメールよりシビアになりがちで…

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コクハク

 ビジネスシーンにおいても、LINEでのやりとりは日常茶飯事。

 ただ、メールでのビジネスマナーは完璧でも、LINEというツールの性質上、ついカジュアルな雰囲気で送ってしまう人も…。もしかしたら、仕事相手からすると失礼な内容になっているかもしれません。

 今回は、知っておきたいLINEでのビジネスマナーや言葉遣いをご紹介します。

1. 挨拶を省略しない

 ついカジュアルに送ってしまいがちなLINEでは、「お世話になっております」などの挨拶を省略する人が多いようです。

ただ、やはりビジネスシーンにおいては、小さな言動の一つひとつが信頼につながりますよね。

 こちらの女性は、いつもLINEでやりとりをしている仕事相手を信頼できると感じています。

 なぜか。彼女から送られてくるLINEは必ず「いつも大変お世話になっております。〇〇商事の〇〇です」と名乗ることからはじまるそうです。

 LINEでは、自分の名前も表示されるはずですが、それでもきちんと名乗る姿勢が仕事の信頼につながるのかもしれませんね。

【読まれています】「ごPDF化で幸いに存じます」馬鹿丁寧なLINEで“おバカバレ”した赤っ恥間違い敬語集3選

2. 既読したらすぐに返信する

 メールよりもLINEのほうがシビアな点があります。それは返信のタイミングです。

 メールも相手が既読になったか確認できる場合がありますが、LINEでは問答無用で「既読」がついてしまいますよね。

 そのため、LINEを確認してから時間が経つと「既読スルー」のような印象になり、仕事の信頼度も落ちてしまいます。

 こちらの男性は、いつも必ず5分以内にLINEを返してくれる相手に感動するそうです。きちんと通知に気がつくようにしているのでしょうか?

 プライベートでも返信はできるだけ早くしたいものですね。

3. 要件は吹き出しごとにまとめる

 メールより改行するまでの文字数が少ない点もLINEの特徴ですよね。特にビジネスメールは丁寧な分、内容が長くなりがち。適度に改行したり、空白の行を差し込んだりしても、長くなってしまうものです。

 そのため、ビジネスLINEを送る際には要件ごとに吹き出しを分けるようにしましょう。

 こちらの女性は、いつも見やすいLINEを送ってくれる取引先からのLINEを参考にしています吹き出しを分ければ、リプライでわかりやすく返信できるので、仕事のやりとりもスムーズに進むそうですよ。

ビジネスマナーLINEは信頼に直結! 細かい部分に気をつけて

 LINEでビジネスのやりとりをしていると、だんだん馴れ合いの関係になりカジュアルな会話になってしまいがち。でも、そこはビジネスと割り切ってしっかりマナーを守っていきたいですよね。

 ぜひこのLINEを参考にして、より信頼に直結する誠実なビジネスLINEを心がけてみてください!

(※LINEのやりとりの画像は、エピソードをもとに編集部で作成したものです。)

(コクハク編集部)

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