「試合の体になってきた」 競泳・萩野が五輪本番へ手応え

公開日: 更新日:

 金メダル候補が調子を上げてきた。

 競泳男子の萩野公介(21=東洋大)が4日(日本時間5日未明)、五輪公園内の「水泳競技場」で練習を公開。約2時間の泳ぎ込みを行った。練習の合間には東洋大監督でもある日本代表の平井伯昌ヘッドコーチと笑顔で言葉を交わすなど、本番を直前にリラックスした表情を見せた。

 6日(同7日未明)には初戦となる400メートル個人メドレーが控える。昨年の世界選手権覇者で同学年のライバルである瀬戸大也(22=早稲田大)との金メダル争いが期待されているが「(練習では)自分が思う最高の泳ぎを一日一日積み重ねてきた。いい刺激を入れて、試合の体になってきた」と万全の状態をアピール。世界ランキング1位として臨む五輪は「(重圧は)感じるけど、受け入れて力に変えて、体の一部にしたい」と言う余裕も見せた。

 5月から約2カ月にわたるスペイン合宿では順調にトレーニングをこなしてきた。平井コーチは「自信を持って大会に臨める状態になった。いけるな、と太鼓判を押せる状態だと思う」と教え子の泳ぎに手応えを感じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  2. 2

    「二刀流」大谷翔平と「記録」にこだわったイチロー…天才2人の決定的な差異

  3. 3

    元フジテレビ長谷川豊アナが“おすぎ上納”告白で実名…佐々木恭子アナは災難か自業自得か

  4. 4

    橋本環奈『おむすび』はNHK朝ドラ視聴率ワーストほぼ確定…“パワハラ疑惑報道”が致命傷に

  5. 5

    中居正広氏は37年で築いた資産喪失の瀬戸際…不動産複数所有で倹約家も「違約金+α」の脅威

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    日本代表FW古橋亨梧の新天地は仏1部レンヌに!それでも森保ジャパン復帰が絶望的なワケ

  3. 8

    “かつての名門”武蔵の長期低落の深刻度…学習塾「鉄緑会」の指定校から外れたことも逆風に

  4. 9

    石丸伸二陣営に都知事選での公選法違反疑惑…矢面に立たされた渦中の「T氏」の正体と釈明

  5. 10

    橋本環奈「おむすび」浮上の足を引っ張るギャル衣装のダサさ…「カムカム」「ばけばけ」も逆風に