ベルギーで躍動 ベフェレン森岡亮太に代表への思い聞く
16年1月にポーランド1部のシロンスク・ブロツワフに移籍。くしくも12年10月に日本がブラジル代表に0―3で敗れた街のクラブである。
「東欧は日本人が少ないし、外国人慣れしていない。僕も英語があまりしゃべれなかったんできつかった。大柄な選手が多いんでピッチ上ではガチガチ当たる。ハリル(ホジッチ)さんの『デュエルの重要性』を強く感じるようになりました」
2シーズン合計で15得点を挙げてベルギーへステップアップ。代表FWの久保裕也(ヘント)も「亮太君は開幕から絶好調なんで早く自分も追いつきたい」と刺激を受けている様子。森岡の代表待望論は日に日に高まっているといっていい。
「ハリルさんは球際とかハードワークとかハードなことを求める監督。僕にとってはそこが課題やし、もっとレベルを上げないといけないことは分かってます。自分がオフシーズンに地元の友達や後輩とサッカーをする時も『球際、行け! 球際!』みたいなことを自然と言うようになりましたからね(苦笑い)。今のベルギーは黒人選手も多くてフィジカル的要素も強いけど、ポーランドの経験があるから全然やれている。『代表にもう1回!』って気持ちは、もちろんあります」