まわし姿で初指導 “不器用”稀勢の里に根気と先代師匠のDNA

公開日: 更新日:

 先代師匠である元横綱隆の里(先代鳴戸親方)に育てられたことも大きいだろう。

「先代は基礎の大切さや力士としての在り方、食事法などを徹底的に弟子に叩き込み、稀勢の里の他にも大関高安、関脇では若の里(現西岩親方)と隆乃若を育てた。その薫陶を受けている稀勢の里は、力士らしい力士を育てられるはず。だからこそ、弟子集めを人任せにせず、マゲを切る前に全国を飛び回って有望な弟子をスカウトすることです。強かった稀勢の里を覚えている子供が多いうちに、手をつけられるところからつけるべきです」

 現役時代は出稽古嫌いの“出不精”だっただけに、そこは心配だが……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    ニデック永守重信会長の堪忍袋の緒が切れる? 「売上高4兆円」達成に不可欠な牧野フライスの買収が難航中

  3. 3

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    茨城県知事の異常な県政を朝日も毎日も報じない不思議…職員13人が自殺?重大事件じゃないか!

  1. 6

    立憲民主党の凋落は自民党以上に深刻…参院選改選組が国民民主党に露骨なスリ寄り

  2. 7

    小芝風花&松坂桃李は勝ち組、清野菜名は貧乏クジ…今期ドラマ「トップコート」所属俳優の泣き笑い

  3. 8

    阿部寛「滑舌問題」はクリアできそうだが…新日曜劇場『キャスター』で国民的俳優が試される“唯一の心配事”

  4. 9

    浜田雅功の休養の裏で着々と進む松本人志との"今夏ダウンダウン完全復帰計画"…プラットフォームに本腰

  5. 10

    誰トク?広がる地方私大の公立化…見送られた千葉科学大は「加計学園」が運営撤退も大学存続