“狼少年”鶴竜が4場所連続休場 親方と横審ナメられっぱなし

公開日: 更新日:

 親方のひとりは「ありていに言えば、鶴竜の甘えです」と、こう話す。

「2019年9月に井筒さん(元関脇・逆鉾)が亡くなり、鶴竜ら所属力士は陸奥部屋に移籍した。陸奥さんにとって鶴竜は弟子とはいえ、一から育て上げたわけではない。そうした事情もあるから、鶴竜には強く出られないのでしょう。それをいいことに、鶴竜はずるずると引退を引き延ばしている。陸奥さんはさすがに今回は『次はない』と言ったそうだが、内心、鶴竜の見苦しさにほとほとアキれているのではないか」

 引退後、親方になりたい鶴竜は、日本国籍取得を今か今かと心待ちにしていた。そうした事情もあり、角界では引退の引き延ばしは「仕方ない」と半ば黙認されていた。その懸念も昨年末に帰化できたことで解消されただろう。もはや配慮する必要もないはずだが、この名ばかり横綱は引退する気などサラサラないようなのだ。

稀勢の里(現荒磯親方)の8場所連続休場記録がある以上、『横審もまだ自分には何も言えない』とナメているのでしょう。しかし、横綱に昇進して『さあ、これから』という時にケガをした稀勢の里と、35歳で衰えも激しい鶴竜とでは同列には語れない」(前出の親方)

 ただでさえナメられっぱなしの横審。3月場所などと言わず、今すぐにでもこの「狼少年」に引導を渡すべきではないか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  2. 2

    「高額療養費」負担引き上げ、患者の“治療諦め”で医療費2270億円削減…厚労省のトンデモ試算にSNS大炎上

  3. 3

    萩原健一(6)美人で細身、しかもボイン…いしだあゆみにはショーケンが好む必須条件が揃っていた

  4. 4

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  5. 5

    “年収2億円以下”マツコ・デラックスが大女優の事務所に電撃移籍? 事務所社長の“使い込み疑惑”にショック

  1. 6

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  2. 7

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…

  3. 8

    日本にむしろ逆風…卓球王国中国で相次ぐトップ選手の世界ランキング離脱と進む世代交代

  4. 9

    「(来季の去就は)マコト以外は全員白紙や!」星野監督が全員の前で放った言葉を意気に感じた

  5. 10

    迷走するワークマン…プロ向けに回帰も業界では地位低下、業績回復には厳しい道のり