【追悼】肥留間正明さん 権威権力に立ち向かった記者魂 大手芸能プロも容赦なくブッタ斬り
硬派な芸能記者である一方、人懐っこく、憎めないちゃめっ気があった。
「夜の街で取材していると、口の悪いライバル誌の記者からは、“肥留間なのに夜飲み歩くんじゃねえ”なんて言われてましたね。『マグロ漁船が儲かるみたいだから、買おうと思うんだけど、一口乗らないか』と言われたこともあります。それは丁重にお断りしましたが(苦笑)。でもその後も、『音羽出版』という出版社を立ち上げ、当時、バッシングを受けていたそのまんま東の本を出すなど、どこまでも好奇心旺盛な方でした」(二田氏)
芸能マスコミの世界でも肥留間さんの世話になった媒体は数知れず。日刊ゲンダイもその中のひとつだった。
「巨乳という言葉を『FLASH』で最初に使ったのはオレなんだよ」
「グループアイドルなんて、何も知らない女の子を食い物にしてとんでもないよ」
「今はコスプレの事業をやっているんだ。コスプレは儲かるよ~」
■忖度なしに批判