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永田宏長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

【解熱鎮痛消炎剤】「女性のほうが痛みに強い」は本当か

公開日: 更新日:

 痛みは強いストレスですから、クスリで解消できるものなら、積極的に使うほうが、精神衛生上も好ましいといえます。ただバファリン(アスピリン)をはじめとする痛み止めの多くは、胃炎や胃潰瘍を引き起こしやすいのです。しかも残念ながら、男性のほうが、そうした副作用が出やすいといわれています。そうでなくても男性は女性よりも胃腸が弱く、3倍も胃潰瘍になりやすいことが分かっています。鎮痛剤を買うなら、一緒に胃薬も買っておくといいかもしれません。

 一番いいのは医者に行くこと。体質に合わせて鎮痛剤を処方してくれますし、必要なら胃粘膜を保護するクスリも一緒に処方してくれます。

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