睡眠時無呼吸症候群の記者 「CPAP療法」3カ月の経過を報告

公開日: 更新日:

 睡眠時無呼吸症候群(SAS)を指摘された日刊ゲンダイの40代記者が治療のために「CPAP」(シーパップ)を始めてから3カ月が経過した。それほど大きな有効性は実感していなかったのだが、実は気付かないうちにさまざまな効果が表れていた。

■2カ月ほどで思わぬ効果が

 一晩(7時間)の睡眠中に10秒以上の無呼吸が30回以上起こるか、睡眠1時間当たりの無呼吸数や低呼吸数が5回以上の場合、SASとされる。日頃からひどいいびきを指摘されていた記者は、PSG(終夜睡眠ポリグラフ)検査の結果、1時間当たり59回も無呼吸があった。

 寝ている間に何度も呼吸が止まるSASは、狭心症、心筋梗塞脳梗塞、高血圧、心房細動、糖尿病などさまざまな病気を起こしやすくなることがわかっている。そんな危ないSASの治療に使われているのがCPAPだ。エアチューブを接続した鼻マスクを装着し、本体から適当な圧を加えた空気を送り込む。鼻から気道へ空気が送り込まれると気道が広がって通りがよくなり、無呼吸が改善される。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース