睡眠時無呼吸症候群の記者 「CPAP療法」3カ月の経過を報告

公開日: 更新日:

■「歯」や「顔」に変化が

 3カ月ごとに定期検診に通っている歯科クリニックでも、CPAPの効果を指摘された。

 担当の歯科衛生士が歯石を除去しながら、「いつもより歯石が少ないし、歯の着色も見られない。歯磨きをがんばりました?」と尋ねてきた。

 とくに思い当たる節はなかったが、「そういえばCPAPを始めました」と答えると、歯科衛生士は「ああ、それですね」とうなずいたのだ。

 CPAPは鼻を覆ったマスクから空気が送り込まれるため、鼻呼吸をしなければならない。口を開けて呼吸しようとすると空気が口から抜けてしまうため、自然と口を閉じて鼻呼吸になる。

「口呼吸をしていると、口の中が乾燥して唾液が口腔内の隅々まで行き届かなくなります。唾液には口腔内を洗浄・殺菌する役割があるので、口呼吸の人は唾液の作用が働かなくなって歯石が付きやすくなったり、歯肉の炎症や虫歯を起こしやすいのです」(歯科衛生士)

 言われてみれば、目覚めたときに喉がカラカラに渇いていることがなくなった。CPAPの意外な効果を実感した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議