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坂本昌也国際医療福祉大学 医学部教授 国際医療福祉大学 内科部長・地域連携部長

専門は糖尿病治療と心血管内分泌学。1970年、東京都港区生まれ。東京慈恵会医科大学卒。東京大学、千葉大学で心臓の研究を経て、現在では糖尿病患者の予防医学の観点から臨床・基礎研究を続けている。日本糖尿病学会、日本高血圧学会、日本内分泌学会の専門医・指導医・評議員を務める。

「活動量計」が歩数を増やす 1日2000歩増で病気リスク低下

公開日: 更新日:

 直視したくないポッコリお腹を毎日鏡に映して写真に撮り、「かっこいいフィットネスウエアを着られるようにする」を目標にした人も。その人(女性)は減量目的で友人とスポーツジムに通い始めたのですが、最初は全身を隠せるぶかぶかのTシャツと短パン。そのうちノースリーブのぴったりめのシャツとレギンス(スパッツ)。ジム通い3年目の今はおへそが見える短いウエアとレギンスと、“変化”を遂げました。お腹がへこみ、筋肉が浮き出るにつれ、「お腹を見せたい欲求」が出てきたそうです。

 これまでに挫折を何度も繰り返している人にお勧めしたいのは「周囲を巻き込むこと」。運動ダイエットも生活習慣改善も、仲間がいれば継続しやすくなります。

 今はコロナの影響で複数人でのウオーキングやランニングなどはできませんが、「オンラインジム」という手もあります。Zoomなど顔が見える状況でエクササイズができ、インストラクターさんが参加者それぞれの名前を呼んで応援してくれるものなら、「仲間と一緒」という気分を味わえます。

 スポーツジムにリアルに通うより安価で、自宅でいつでも参加できるのもいい。

「リアルのスポーツジムは会費だけ払ってずっと幽霊会員だったけど、オンラインなら続けられた」という声も聞きます。

 ぜひ試してみてください。

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