いつまでも健康ではいられない…今から備えておくべき「3つのこと」

公開日: 更新日:

「入浴し、湯を抜いて浴槽を洗い立ち上がろうとしたら、足が踏ん張れない。『湯を抜いて浮力がないからや』と湯を張っても無理。美容院の予定があり、朝9時にフォーエバーレディースの仲間が来ることになっていました。お湯が冷めないように追いだきをし、迎えを待ったのです」

 8時、フォーエバーレディースの有岡陽子さんが丸尾さんを発見。しかしギックリ腰治療中で対処できない。連絡を受けて駆け付けたほかの2人、西村早苗さんはペースメーカーを入れたばかりで、最終的に最年長で当時80歳の戸牧一枝さんが渾身の力で引っ張り上げ、要支援2でレンタルしていた車椅子へ乗せ、病院へ急行。CT検査で慢性硬膜下血腫と診断され、手術となった。

 慢性硬膜下血腫は、頭蓋骨内の硬膜と脳の表面の間に血液がゆっくりとたまっていく病気だ。

「症状として『足の重だるさ』『昼間の異常な眠気』『ぼーっとする』『てんかん』などがあると聞き、すべて納得がいきました。主治医からは、慢性硬膜下血腫は『転倒で頭を打って』というイメージが強いが、私のように頭を打っていなくても起こる可能性があると言われました」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    「踊る大捜査線」12年ぶり新作映画に「Dr.コトー診療所」の悲劇再来の予感…《ジャニタレやめて》の声も

    「踊る大捜査線」12年ぶり新作映画に「Dr.コトー診療所」の悲劇再来の予感…《ジャニタレやめて》の声も

  2. 2
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 3
    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

  4. 4
    阪神岡田監督の気になる進退 来季続投がスジだが…単純にそうはいかない複雑事情

    阪神岡田監督の気になる進退 来季続投がスジだが…単純にそうはいかない複雑事情

  5. 5
    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  1. 6
    大谷への理不尽な「ボール球」ストライク判定は差別ゆえ…米国人の根底に“猛烈な敵愾心”

    大谷への理不尽な「ボール球」ストライク判定は差別ゆえ…米国人の根底に“猛烈な敵愾心”

  2. 7
    巨人・岡本和真「急失速の真犯人」…19打席ぶり安打もトンネル脱出の気配いまだ見えず

    巨人・岡本和真「急失速の真犯人」…19打席ぶり安打もトンネル脱出の気配いまだ見えず

  3. 8
    新関脇・大の里の「大関昇進の壁」を親方衆が懸念…看過できない“練習態度”の評判

    新関脇・大の里の「大関昇進の壁」を親方衆が懸念…看過できない“練習態度”の評判

  4. 9
    高橋一生「ブラック・ジャック」高視聴率も続編困難か…永尾柚乃“完璧ピノコ”再現に年齢の壁

    高橋一生「ブラック・ジャック」高視聴率も続編困難か…永尾柚乃“完璧ピノコ”再現に年齢の壁

  5. 10
    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し