認知症リスクをチェックする新しい評価尺度「J-MCI」とは?

公開日: 更新日:

①ものの名前が出てこない、「あれ」「これ」を多用する②曜日や日にちがわからない③薬の管理ができない④(医師・薬剤師の)指導内容を覚えていない⑤生返事で、何を聞いても「ハイ」「大丈夫」などと答える⑥些細なことで泣き、大喜び、激怒等につながる⑦同じ行動を繰り返す(発言内容、日課、散歩コースなどの固定化)⑧時間を過度に気にして、予定時間の前に行動を開始する⑨最近の物事を思い出せない⑩処方箋や診察券を紛失する⑪検査室へたどりつけないなど医療施設内で迷う⑫よだれや唾液が増える⑬ろれつが回らず、言語が不明瞭である

 昨年5月から、実際に一部の健康診断で取り入れられています。現在は、自宅からウェブサイトにアクセスし簡単に受けられるよう準備を進めているところです。

▽朝田隆(あさだ・たかし)1982年東京医科歯科大学医学部卒業、83年同大精神科、95年国立精神・神経センター武蔵病院、2001年筑波大学精神医学教授を経て、15年からメモリークリニックお茶の水院長、筑波大名誉教授、東京医科歯科大学特任教授を務める。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース