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池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

【バジル】香り成分が「気」の流れをよくして気持ちを落ち着ける働きあり

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 そのほか、不眠、胃やお腹が張る、胸や脇が張って痛い、げっぷやガスが多い、口の中が苦いといった不調も見られがち。気を巡らせて、全身をリラックスさせることが集中力の維持につながります。

 おすすめの食材はバジル。ピザやパスタなどトマトと組み合わせたイタリア料理でおなじみの、さわやかな香り、独特の芳香があるシソ科のハーブです。そのスッキリした香り成分が気の流れをよくして、気持ちを穏やかに落ち着ける働きがあります。ほかにも、食欲不振や消化不良など胃のトラブル改善にも役立ちます。

 バジルはイタリア料理だけではなく、シソ科だけあって、じつはしょうゆとの相性もバツグン。和食や中華料理に使っても美味しくいただけます。忙しいときには、乾燥バジルを使ってもよいでしょう。

 バジルの集中力をアップする効果を高めるには、同じく気の流れをスムーズにするセロリやかんきつ類などと組み合わせるのがおすすめです。

 また、気の滞りを改善するためには、気を補う食材も併せて取り入れるとより効果的。鶏肉、白身魚、キノコ、豆類が速やかな気のチャージに役立ちます。

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