胃がんや狭心症のサイン…「いつもの胸焼け」が命取りになる

公開日: 更新日:

 ほかにも狭心症や心筋梗塞の自覚症状として胸焼けが出てくることがある。胸痛がない人も少なくない。高齢者では、胸痛がたとえあっても気が付いていないこともある。

「胸焼けがよくあると訴えて来院した患者さんには、症状をよく聞いて、胃食道逆流症や食道裂孔ヘルニアなどが疑われたら、2週間ほど薬を飲んで様子を見ます」

 それでもよくならなければ、がんのリスクなども考え、上部消化管内視鏡をする。もちろん、狭心症など“心臓関連”が考えられる時は、心電図もチェックする。

「がんや狭心症など重大病が見つかることは、頻度としては多くありません。しかし、ゼロではない。“もっと早く検査していれば”とならないためにも胸焼けを甘く考えないで必ず一度は検査を」

 冒頭の吉田さんのようにならないために。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭