人気トレーナーが指南「やってはいけないマラソン常識」

公開日: 更新日:

 マラソンのときは自分の能力に合った一定のペースで走るのがベスト。スピードの出し入れができるのは、トップランナーだけと肝に銘じるべし。

【ミネラルウオーターで水分補給】

「汗と一緒に電解質が体外に出ていくので、水分補給は必ずスポーツドリンクで。ミネラルウオーターのみでの水分補給では、血液の電解質のバランスが崩れ、脚がつったり、全身のしびれや脱力につながる可能性があります」

【脚がつった時に屈伸】

 再起不能でリタイアになることも……。

「筋肉は同じ長さの中で伸び縮みをしている方が負担が少ない。逆に、大きく伸ばしたり縮めたりすると、その次に動かす時に莫大なエネルギーが必要になります。マラソン大会では、30キロ付近を過ぎた辺りで脚をつりそうになるのですが、体が極限まで疲労しているので、屈伸によって力が入らなくなったり脱力してしまうことがあるのです。ふくらはぎやももの裏の軽めのストレッチを立ったままやるのが正しい対処法です」

 ランナーの経験値や体のつくりによって「OK」なこともあるが、ひとつでもリスクを減らした方が、楽しく走れ、成績も上がることは間違いない。

 覚えておこう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭