体形バレるワイシャツの季節 楽して痩せる3つの生活習慣

公開日: 更新日:

 しかも、グレリンの分泌が増えると、覚醒や興奮、食欲に関与する「オレキシン」と呼ばれるホルモンが増加する。睡眠不足のイライラは「コルチゾール」というホルモンを分泌させ血糖値を上げる。その結果、インスリン分泌量が増えて脂肪が細胞に取り込まれて太る。

■痩せるのに必要なのは「ややきついと感じる速歩」

 では、痩せるためにはどうしたらよいのか?

「まず、カロリーが高い食べ物は太るという考えを改めましょう。同じ100グラムでも輸入サーロイン肉は298キロカロリー、白米は168キロカロリーと白米の方がカロリーは低いが血糖値を急上昇させ、老化や肥満を進めます。筋肉が自然減する中高年は肉を選んだ方がいい」

 食事は1日30品目以上を目標に主食や肉・魚以外に多くの食材を取る。「まごわやさしい」と覚えておくのも手だ。

「順に、豆、ゴマ、ワカメ、野菜、魚、シイタケ、イモを意味します。痩せやすい腸内細菌叢にするのにヨーグルトは良いのですが、脂肪分が気になります。コーヒーを入れる際のペーパーフィルターでヨーグルトをこして上澄み液(ホエイ=乳清)を飲むといいでしょう。腸を元気にして、“痩せホルモン”のインクレチンの分泌を増やしてくれます」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」