健康投資も二極化の時代…医師が指摘「ほどほどが一番」

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 ほかのがんについても同様だ。食事運動などの生活習慣は高所得者ほど栄養バランスに気をつけ、適度な運動を心掛ける傾向が強い。低所得者は逆だ。

「特によくないのが食事です。低所得者は炭水化物と脂質に偏り、肥満糖尿病を招きやすい。糖尿病は、がんとも密接な関係があり、ダブルでよくないのです。それで、血糖値対策と称して、サプリを飲んだりしても効果はゼロ。根本の食事を改めるべきなのに、そうなっていないケースが往々にしてあるのです」

 では、どうするか。公的検診だ。「ほどほど」とはそういうことだ。

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