人間の血液凝固能力には日内変動がある。いつが固まりやすいのか?
「寝ていて長時間、体を動かさない早朝が一番血液が固まりやすいといえます。また、砂糖や肉を過食したり、ストレスを感じたり、興奮したり、激しい運動をしたあとも血栓ができやすいことがわかっています。薬もピルやステロイドを使っている人は注意が必要です」
むろん、血管に圧力がかかり続ける高血圧、食事前後で血糖値が大きく変動する糖尿病、血液中に抗リン脂質抗体が増える膠原病などのほか、歯周病や風邪にかかっている人も血栓ができやすい。
心配な人は内科、循環器科の医師等に相談してはどうだろう。