意思の弱さでも癖でもない ダイエットの成否は睡眠が握る
では、何時間睡眠がいいのか。
「睡眠は、時間だけでなく、質も大事ですが、それでも7時間前後は欲しい」
米ウィスコンシン大の研究では、7時間42分の睡眠時間が最も太りにくいとしている。睡眠不足とともに、やっぱり寝過ぎもよくないという報告もある。
どんなダイエットをするにせよ、7~8時間の睡眠が重要ということだが、中高年はトイレに起きたりして睡眠が妨げられる。眠りたくても眠れない人はどうするか。
「トイレに起きる原因として、病気なら男性は前立腺肥大、女性は過活動膀胱が考えられます。生活習慣では、飲み過ぎ、食べ過ぎです。高血圧の薬の利尿薬は、朝に服用しますが、飲み忘れて昼や夜に飲むと、トイレに起きる原因になる。まず眠れない原因を改善した上で、それでもダメなら一時的に睡眠薬を使い、睡眠習慣の基礎をつくるといいでしょう」
さあ、きょうからだ。