前立腺<上>食後30分以上のウオーキングは夜間頻尿の9割に効く

公開日: 更新日:

 また、睡眠中の夜間頻尿がある人は、朝起きたときに毎日、太陽光を浴びるといいという。

「普通は寝ている間は脳から抗利尿ホルモンが分泌されて、腎臓で作られる尿が濃縮され、夜間は日中の半分以下の尿量しか作られません。ところが体内時計がずれていると抗利尿ホルモンの分泌もずれて、日中の尿量が減って夜間の尿量が増える逆転現象が起こるのです。その体内時計のずれは、朝に太陽光を浴びることで正常にリセットされます」

 抗炎症作用の成分、運動習慣、抗利尿ホルモン分泌の正常化など、これらの対策は、すべては前立腺肥大に関わる「インスリン抵抗性」と「テストステロン低下」というキーワードにリンクする。次回は、そのメカニズムを解説してもらう。

【連載】病気を近づけない体のメンテナンス

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」