免疫の専門家も太鼓判 withコロナを乗り切る“冷えとり3選”
仕事中も湯たんぽで足を温める
冷えとりライフは、生活の随所に取り入れないと、温かさをキープできない。そのための工夫が湯たんぽと靴下の重ねばきだ。
「湯たんぽは、寒い時季だけでなく、一年を通して使うのが肝心です。寝るときはもちろん、職場でも。とにかく頭寒足熱の状態をつくるのです。靴下は4足重ねばきをお勧めしています。絹の5本指靴下を履いたら、綿の5本指を。次に絹の先丸靴下で、最後に綿の先丸靴下です。4足が無理な方も、絹の5本指と手持ちの靴下による2枚重ねをするといいでしょう」
前出の男性は、就寝時の湯たんぽが熱くて使っていないが、靴下の2枚重ねで寝ているそうだ。「入浴後の足の温かさが持続するので、熟睡をもたらしているのは、靴下の影響も大きい」と振り返っている。会社でも仕事中に湯たんぽを使用。床に湯たんぽを置いて、靴を脱いだ足を乗せているという。
「デスクワーク中のふくらはぎのむくみがなくなりました」
ちなみに夏は、足だけタオルケットなどをかけて湯たんぽを使用する。上半身はタンクトップなど涼しくして、扇風機や冷房を使用してもOKだという。
さらに運動したり、食事を工夫したりすれば、もっと体は温まる。あれもこれもやるのは大変だから、毎日の入浴を有効活用し、手軽な湯たんぽで冷えとりをプラスするのだ。実は、藤田氏も「半身浴でゆっくり入浴することを続けている」という。免疫の専門家が太鼓判を押す冷えとり生活。中高年が気になる不調も解消してくれるのだから、きょうから始めよう。