コロナ禍でさらに危ない 「秋バテ」撃退する2つのポイント

公開日: 更新日:

 コロナ禍が続く今年の秋は、いまだテレワークの人がたくさんいるし、外出を控えている人も多い。季節的な要因だけでなく、日常生活で日光に当たる時間がさらに減っているため、より秋バテに悩まされる条件が揃っているのだ。

 セロトニンをしっかり分泌させ、自律神経を整えるためには、まずは朝に軽く散歩をするなど外に出て、分泌のスイッチを入れる。テレワーク中でも、昼間はなるべく日の光が当たる場所で活動することを意識する。

「さらに、ダイエットなどの健康目的でプロテインを摂取している人は注意が必要です。プロテインには『BCAA』と呼ばれる必須アミノ酸が多く含まれているタイプがあります。BCAAは運動時に筋肉のエネルギー源になるバリン、ロイシン、イソロイシンという3種類のアミノ酸の総称で、これらを過剰に摂取すると、セロトニンの材料になる『トリプトファン』というアミノ酸が減ってしまうのです。研究では、BCAAを4グラム摂取すると、トリプトファンの血中濃度が10分の1まで減少することが明らかになっています」

 トリプトファンは、大豆などの豆類に多く含まれている。味噌汁、納豆、豆腐などの食品から十分な量を摂取できるので、セロトニンに変化する前の朝にしっかり取っておきたい。

 気候の変化への対応に加え、日照時間とセロトニンを意識することが秋バテの撃退につながる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  2. 2

    協会肝いりゲームアプリ頓挫の“張本人”は小林浩美会長…計画性ゼロの見切り発車で現場大混乱

  3. 3

    巨人・田中将大 戻らぬ球威に焦りと不安…他球団スコアラー、評論家は厳しい指摘

  4. 4

    SixTONES新冠番組を潰しにかかるTBS日曜劇場の本気度 道枝駿佑、松本潤、目黒蓮が強力な"裏被り”連発

  5. 5

    長渕剛「理不尽と戦ってほしい」鹿児島の母校卒業生にエールも…元女優から新たな告発

  1. 6

    侍J井端監督が正捕手に据えたい大本命は…3月強化試合への招集は「打倒甲斐」のメッセージ

  2. 7

    「胎動」と「混迷」が交錯するシンドイ2年間

  3. 8

    吉幾三(5)「お前のせいで俺と新沼謙治の仕事が減った」

  4. 9

    長山藍子のおかげでわかった両眼のがんを極秘手術

  5. 10

    ニセコで横行する「海賊スキースクール」…中国系インストラクターやりたい放題で認定校とはイタチごっこ