羊肉に豊富なL-カルニチンは新陳代謝を促して冷えを防ぐ

公開日: 更新日:

 ここ数年、羊肉の人気が高まっている。かつてのような一過性のブームではなく、「肉を食べたい」という時の選択肢のひとつとして定着している感じだ。

 記者はかねて羊肉が大好物なのだが、以前は「羊肉を食べたいからあの店へ」だったのが、今は「メニューを開いたら、魅力的な羊肉料理を見つけたので、これ頼もう!」となることがしばしば。それほど羊肉を“普通に”メニューのひとつとして取り入れている店が増えているということだろう。「羊肉は、臭くて硬くておいしくない」と思っている人は、だまされたと思って、再トライしてほしい。食わず嫌いの人も、ぜひ!

 羊肉は、体を温める作用のある食品としても知られる。羊肉には「L-カルニチン」というアミノ酸の一種が豊富に含まれており、体内の新陳代謝を促して冷えを防いでくれるから……というのが理由のひとつ。

 寒い時こそ羊! というわけで、先日食べたのが「羊蠍子」という鍋。北京の回族の伝統料理だ。羊の背骨がたっぷり入っている。手づかみで羊の背骨の周りの肉を食べ、骨の髄をすすり、羊のダシが効いたスープで薄切り羊肉や野菜をしゃぶしゃぶして食べる。食べている最中から汗が噴き出し、セーターを脱ぎ捨てた。来年の冬には、友人を大勢集めて「羊蠍子」を食べられるといいのだけど。 (和)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭