著者のコラム一覧
大島貞昭鍼灸師、柔道整復師

日本医学柔整鍼灸専門学校専任教員、日本医学柔整鍼灸専門学校、狭山ケ丘高校サッカー部コーチ兼トレーナー、日本サッカー協会B級ライセンス、日本サッカー協会審判員、R―Conditioning Coach、日本スポーツ障害予防協会インストラクター、NITTスポーツコンディショニングセンタートレーナー、鍼灸師、柔道整復師、日本鍼灸師会、埼玉県鍼灸師会所属。

運動中や運動後にすねの内側が痛い…鍼治療で改善できるのか

公開日: 更新日:

 シンスプリントに、鍼治療は有効です。

 刺激を加えるツボは、「三陰交穴」や「漏谷穴」。前者は、脛骨の内側縁で内くるぶしから指4本分の場所にあり、後者は、内くるぶしから指8本分の場所にあります。いずれも、消炎、鎮痛、血液の循環改善による修復促進効果を期待できます。

 症状が強い時は運動をしばらく休止し、足への大きなストレスをなくし、炎症を抑えることが大切です。同時にふくらはぎのストレッチは効果的です。炎症症状が強い場合には、Rest(安静)、Icing(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)の4つの単語の頭文字を合わせた「RICE」処置を行うとさらに効果的でしょう。

 かつて実際にシンスプリントで悩んでいる大学サッカー部の選手に対処した場合では、鍼治療を週3回行った結果、痛み、再発もなく練習に戻ることができたケースもありました。

 ただ誰もが鍼灸が向いているとは言えませんし、絶対に効くとも言えませんが、まずは試してみることをお勧めします。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  2. 2

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  5. 5

    パワハラ告発されたJ1町田は黒田剛監督もクラブも四方八方敵だらけ…新たな「告発」待ったなしか?

  1. 6

    矢沢永吉「大切なお知らせ」は引退か新たな挑戦か…浮上するミック・ジャガーとの“点と線” 

  2. 7

    中日井上監督を悩ます「25歳の代打屋」ブライト健太の起用法…「スタメンでは使いにくい」の指摘も

  3. 8

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 9

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  5. 10

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは