狭心症(1)唐突に左胸にチクチクした痛みが… 思いがけない「疑い」診断

公開日: 更新日:

 関東圏に住むプログラマーの東海林治郎さん(仮名=68歳)は今年2月、左胸(乳の下)あたりに、唐突にハチにチクッと刺されたような痛みを覚えたという。

「それから1週間ほど経て、再び同じ場所と今度は背中も痛む。日が増すにつれて胸あたりが締め付けられるような圧迫感もありました」

 医療関係の仕事に従事している妻は、「お父さん、それって『狭心症』じゃないの?」と言う。

「狭心症」とはどんな病気か。その病名は聞いたことがあるが、詳細を知らなかった。

 東海林さんはネットで「狭心症」を検索した。

 狭心症とは、心臓を動かしている冠動脈が詰まって狭くなり、十分な酸素や栄養分が届かなくなる病気と解説され、発症するリスクとしてこう記されていた。

 中高年に多く、「高血圧」「肥満」「糖尿病」「高脂血症」「高尿酸血症」「ストレス」「喫煙」「家族歴」等……。

 東海林さんは、「生活習慣病を持つ患者に多いということですが、この通り私は体重が60キロに満たない、やせ形です」と話す。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  2. 2

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  5. 5

    パワハラ告発されたJ1町田は黒田剛監督もクラブも四方八方敵だらけ…新たな「告発」待ったなしか?

  1. 6

    矢沢永吉「大切なお知らせ」は引退か新たな挑戦か…浮上するミック・ジャガーとの“点と線” 

  2. 7

    中日井上監督を悩ます「25歳の代打屋」ブライト健太の起用法…「スタメンでは使いにくい」の指摘も

  3. 8

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 9

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  5. 10

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは