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青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

2回目以降の新型コロナワクチンは前回と同じ腕に接種すべき?

公開日: 更新日:

 分析の結果、中和抗体の強さは、2回とも同じ腕にワクチンを接種した人と比べて、反対の腕に接種した人で、統計学的にも有意に低下していました。スパイク特異的CD8T細胞が検出された人の割合も同様に、2回とも同じ腕にワクチンを接種した人で67.2%であったのに対して、1回目とは反対側に2回目のワクチンを接種した人で43%と、統計学的にも有意に低いことが示されました。論文著者らは「この結果は、2回目のワクチンは同じ腕に接種することを支持する」と結論しています。

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