著者のコラム一覧
西内義雄医療・保健ジャーナリスト

医療・保健ジャーナリスト。強みは各地に顔見知りの保健師がいること。両親&義両親の介護・看取りを経験。

介護にまつわる「契約」には余裕をもって臨みたい

公開日: 更新日:

 たとえば、筆者がサ高住の契約の席に着いた時、テーブルの上に乗せられた契約書は次のようなものだった。

・賃貸借契約書 18ページ
・居宅介護支援事業契約書  14ページ
・指定通所介護契約書 14ページ
・生活支援サービス契約書  14ページ

 要するにサ高住というくくりでひとつの契約書ではなく、そこに付随するさまざまなサービスごと、関連事業者ごとに契約書が存在するわけだ。さらに、

・登録事項等についての説明(高齢者住まい法第17条関係)
・保証委託契約書
・居宅療養管理指導同意書
・賃貸入居者総合保険契約申込書
・訪問診療・看護の説明書
・提携薬局に関する説明書
・各支払先への口座振替書類

 などが山積みされ、これらの書類に都度、住所と名前を書き、印鑑を押していく作業は相当な集中力が求められる。さすがにデイサービスだけの利用ならここまで書類は増えないが、契約の際は時間に余裕を持ち、体調を整えて行くよう心がけよう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俳優・山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    テレ朝ナスD“経費横領&パワハラ処分”に「見せしめ」の声も…家族団らん投稿の美人料理家妻に同情集まる

  4. 4

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  5. 5

    東原亜希の“黒帯バスローブ密会”乗り越えた「許す力」は佐々木希以上? 経済的自立も目指す強心臓とたくましさ

  1. 6

    料理研究家の森崎友紀 “本業”専念も恋愛は「年も年なので」

  2. 7

    兵庫県パワハラ知事に残った選択肢は「議会解散」のみ…多数派工作で延命図るか?味方は“情報漏洩3人組”のみ

  3. 8

    あす旧統一教会に解散命令か? N国党に急接近の不気味、タダでは転ばない悪あがき

  4. 9

    巨人の“アキレス腱”は絶対的セットアッパーが使えないこと…新助っ人キャベッジで外国人枠「満員」

  5. 10

    佐々木希が「芸能人格付けチェック」で"地雷キャラ"といじられ…夫・渡部建を捨てないもう1つの理由