たとえば、効果の実感はないけれど日常的に胃薬を飲んでいて、場合によっては数種類飲んでいる。ジェネリックは断固拒否する。湿布や保湿剤を「多めに出してください」と医師に伝える……。心当たりのある方もいるのではないでしょうか?
こういった事例が医療費の無駄遣いと言えるのです。
近い将来、「費用対効果」が診療報酬、特に薬価に反映されてくることで、「節約」が進むものと考えられます。
現在の日本の医療を維持するためには、OTC薬(処方箋がなくても購入できる薬)を利用するなど、「セルフメディケーション」について、国民全体で再度意識を高める必要があるように感じます。