年末年始から1カ月…痛くない“大人の虫歯”が寿命を縮める

公開日: 更新日:

 そもそも中高年は虫歯になりやすい要因をたくさん持っている。

「例えば、中高年は持病持ちが多く、糖尿病や高血圧花粉症などアレルギーの薬を常用している人が少なくありません。こうした人は薬の影響でドライマウスになりやすい。中高年はただでさえ唾液の分泌量が少なくなりがちです。唾液の減少は、虫歯菌を抑える作用や歯を再石灰化して虫歯菌から守る機能を衰えさせるので、虫歯になりやすいのです」

■もっとも良くないのは“だらだら食い”

 お酒を飲んでそのまま寝てしまう中高年も虫歯リスクを高める。

「歯磨きを忘れたり、口呼吸になって口腔内が乾くことも問題ですが、中高年の中には胃液が食道だけでなく、口腔内や耳や鼻まで達する、重度の逆流性食道炎の人も少なくありません。そういう人は胃液で上歯の裏側のエナメル質が溶かされ、そこが虫歯になる場合があります。通常では見られない虫歯です」

 虫歯リスクでもっとも良くないのが、だらだらとモノを口にすることだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース