睡眠の質低下を改善する7つのポイントでコロナに負けない
「適量のアルコールは寝付きを良くし、睡眠前半の眠りを深くしますが、アルコールの代謝と排泄は素早く行われるので、睡眠後半には眠りが浅くなって中途覚醒が増え、悪夢を見やすくなります。利尿作用もあるので、それも中途覚醒につながります。お酒を睡眠薬代わりに飲むのは、決して勧められません」
★就寝時間を決め、その時間になると布団に入るが、眠れない
「自然に寝付けるタイミングは、意思でコントロールできません。睡眠に対して意識過剰になると、少しでも眠ろうと長く布団の中で過ごす一方で、なかなか寝付けず気持ちが焦り、余計に眠れなくなってしまいます。夜中に何度も目覚め、結果的に睡眠の質が下がってしまう。深夜まで眠れず悩んでいる場合は、早起きを続けてください。睡眠位相(睡眠の時間帯)が前に移行し、早く眠れるようになります」
寝る前に「トイレに行く」「歯磨きをする」「パジャマに着替える」など決まった行動(スリープセレモニー)を取ると、脳も体も眠る準備ができたと反応し、寝付きがよくなる。