新型コロナ再拡大下、学校の眼科健診はどう実施されているか
【Q】子供の眼科健診が心配です。新型コロナウイルス感染症が再拡大していますが、学校の眼科健診はどのように行われているのですか?(32歳主婦)
【A】児童生徒などの定期の健康診断は毎年、6月30日までに実施することとなっています。
今年は新型コロナウイルス感染症の影響により当該期日までに健康診断を実施することができないため、当該年度末日までの間に、可能な限り速やかに実施するよう指示されています。
例年、学校では新学年が始まると早々に養護教諭による視力検査と眼科医による眼疾患のスクリーニングが行われます。今年は6月に学校が再開し、各校にばらつきはありますが、徐々に視力測定が始まったようです。
学校医による健診も、7月中旬になってようやく始まりました。今年は新型コロナウイルス感染の流行に対応し、日本眼科医会から、その基本的な「考え方」が提示されました。各眼科学校医は、これらを参考に担当学校と協議、相談の上、実施の時期、実施方法を検討しています。