ワクチン先進国の感染者の高止まりは「気の緩み」が原因?

公開日: 更新日:

 ひとつの考えとして「気の緩み説」がある。ワクチン接種したことで、もはや自分は感染しない、他人に感染させないとの過信が生まれた。それが人々の気の緩みにつながり、行動が大胆になり感染に拍車をかけたという説だ。

 ワクチンを打ったことで従来種が抑えられた分だけ感染力が強くワクチンの影響を受けにくい変異株が増えた説、効かないワクチンを打ったために増えたように見えた説、ワクチン自体が体内に潜んでいたウイルスの変異を促したとの見方もある。

 ただし、いずれも仮説に過ぎず、証明されたものは何もない。ハッキリしていることはワクチンを接種した国の中には新規感染者が増えたり、高止まりする国があり、いまはワクチンさえ打てばすべて丸く収まるとは思えない状況だ、ということだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動