SNSに依存性あり? アメリカ42州が「メタ」相手に訴訟を起こす
では実際にSNSにはどれほどの依存性があるのでしょうか?
NYタイムスによれば、SNSのコンテンツはユーザーの脳神経に働いて衝動を引き起こす。そのため、絶え間なく流れ込んでくる情報から逃れるのは難しいといいます。
また依存症の専門家はこう語っています。SNSはユーザーに対し、情報という形の「ご褒美」を与える。しかし、そのご褒美はいつもらえるかわからないため、まるでスロットマシンを使っているかのような状況になる。さらに、スロットマシンの派手な光と音のような情報の刺激が、ユーザーを魅了するというのです。
特に子供たちは、こうした刺激に対する衝動をコントロールする能力が弱いといいます。
では果たしてこれが医学的に「依存症」に当たるのか?という疑問に対しては、まだまだ論争が続いています。今後の訴訟の進行と共に、さらに多くが明らかになることが期待されています。