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古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【グラノーラ】「健康的な朝食や間食」として注目される理由

公開日: 更新日:

 私たちのグループでもフルーツグラノーラの健康効果を確認しています。20~40代の女性を対象にした研究で、夕食前の間食としてフルーツグラノーラを食べると、同じ夕食内容にも関わらず夕食後血糖値が低くなることがわかりました。小学生を対象にした普段の朝食にフルーツグラノーラスナックをプラスオンした実験では、16種類もの栄養素充足率がアップしたほか、平日で11分、休日は15分も早起きになる効果や、お通じが良くなるなどの効果が見られました。

 ただし、夕食後にデザートや間食としてフルーツグラノーラを摂取した場合は、添加されている糖質の影響からか睡眠の質を悪くしてしまう可能性も……。適度な摂取量とバランスの取れた食事と組み合わせたり、さまざまなグラノーラを自分でカスタマイズすることで、健康的な朝食や間食として有効な食品となるでしょう。

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