日本水泳連盟理事 萩原智子さん(35)子宮内膜症

公開日: 更新日:

 結局、五輪には出場できませんでしたが、水泳ととことん向き合うことができました。それから3年以内に長男を授かりましたし、月経痛もなくなって信頼できる先生にも出会えました。本当によかったと思っています。

 ただ、子宮内膜症は月経がある限り再発する可能性があるので、定期的な検診が必要です。婦人科受診は、なんとなくハードルが高い。でも、それは大きな間違い。自分の体のメンテナンスは大事にしてほしいです。「20歳になったら婦人科!」って言いたいくらいです。

▽はぎわら・ともこ 1980年、山梨県生まれ。00年シドニー五輪の200メートル背泳ぎで4位入賞。04年現役引退し、06年に結婚した。09年に復帰してロンドン五輪を目指すが、出場はかなわず12年に現役を退く。現在、日本水泳連盟理事を務める傍ら、水泳指導とともに水の大切さを知る「水の教育」に尽力している。

【連載】独白 愉快な“病人”たち

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ日枝久相談役に「超老害」批判…局内部の者が見てきた数々のエピソード

  2. 2

    レジェンド落合博満氏が《とても不安の残る1年目》とバッサリ…実際問題どれくらいやれるのか?

  3. 3

    フジテレビは株主総会に戦々恐々…宿敵ホリエモンら“くせ者”が日枝久氏ら経営陣に退陣要求も?

  4. 4

    フジ女子アナ“上納接待”疑惑「諸悪の根源」は天皇こと日枝久氏か…ホリエモンは「出てこい!」と訴え、OBも「膿を全部出すべき」

  5. 5

    一部ファンが現実逃避? 中居正広“別人疑惑”再燃…「本人すでに死亡」と考える人々が現れる

  1. 6

    「Snow Man=めめ以外は演技下手」定着のリスク…旧ジャニのマルチ売りに見えてきた限界

  2. 7

    兵庫県百条委メンバーの前県議が死亡、ついに3人目の犠牲者…斎藤元彦県政「誹謗中傷」放置の罪深さ

  3. 8

    菊間千乃弁護士、堂々の「情報7days」出演にフジテレビへの忠誠心を感じたとする声が続々

  4. 9

    大谷の「お荷物」にならないか…間もなく第一子誕生&二刀流再開のところに“同郷の後輩”

  5. 10

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事