「肩や腰、膝など関節は『運動器』なので、動かし方を治療につなげる運動療法が最も合理的なのです。腰痛の診断病名はあまり関係ありません。要は痛みが取れればいいのです。もちろん、座っているときや歩いているときの姿勢の改善も大切になります」
腰痛をあきらめている人、手術が必要と言われている人、ダメもとで相談してみてはどうか。
▽新潟県出身。1994年日本医科大学卒。千葉大学付属病院、成田赤十字病院、国立がんセンター中央病院などに勤務。豪州ベッドブルック脊椎ユニット留学、千葉大学大学院医学研究院などを経て、2010年開院。
〈所属学会〉日本リハビリテーション医学会、日本整形外科学会など。