ダルや松坂も幼少期に実践 裸足と運動神経の不思議な関係

公開日: 更新日:

「裸足で運動遊びをすることは子供の運動能力にプラスに働きます。走ったり跳んだりする動作は足で地面をしっかり蹴らなくてはいけません。裸足で過ごすことによって足指が自然と使われて足裏の感覚が養われます。最近よく見かけるのは、合わないサイズの靴を履いていることです。足の機能が失われないように、靴は慎重に選んだ方がいいでしょう」

 子供はすぐに成長するからといって大きめの靴を履かせるのはNG。事前に足のサイズを測り、成長に合った靴を選ばないと運動能力が低下する可能性が高まるという。

 ちなみに裸足だとケガが多く、感染症になりやすいイメージがあるが、必ずしもそうではない。

 福岡県内の幼稚園では裸足教育が始まった年以降、園児数が変わらないのにケガの件数は減ったという。宮崎市内の小学1年生61人を裸足、ときどき裸足、靴にわけて、風邪の罹患状況を調べたところ、裸足群は8カ月で7.23日風邪をひいたが、靴群は16日だった。

 親が安全を確保したうえで、子供は裸足で遊ばせた方がよさそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」