ワクチン体験記 接種後の高熱に備えて休みの前日に打ちたい

公開日: 更新日:

 医療従事者や高齢者の先行接種がスタートしている新型コロナワクチン

 16歳以上の一般向け接種が始まるのは7月以降になるとみられているが、その時に備え、すでに接種を終えた医療従事者の体験談を参考にしたい。

 ある基幹病院に勤務する40代男性のAさんは4月下旬に1回目の接種を受けた。会場は病院内にあるいちばん広いカンファレンスルームで、優に100人は収容できる。10分刻みのスケジュールで5人がそれぞれ個別に受け付けと医師による問診を済ませ接種に同意した後、5人の接種担当者が間隔を空けて待機している会場で接種を受けた。

「だらんと下げたままの腕に垂直に注射されるので、一般的なワクチン注射よりも“刺さっている”という感覚があり、痛みも強いと感じました。接種後は4時間ほどたった頃から筋肉痛のような強い痛みが出ました。腕が上がらないほどではありませんでしたが、それでも腕に力を入れるたびに痛みが強く出るので利き腕ではないほうの腕に接種するのがいいかもしれません。ほかに軽い頭痛もありましたが、こちらも寝込んでしまうほどひどくはありませんでした。どちらも翌日には治まったので、副反応は軽いほうだったのではないでしょうか」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に