著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【カツオ】豊富なDHAとEPAが血管を強くしなやかにする

公開日: 更新日:

 タンパク質もDHA、EPAも、どちらも朝食に取り入れることで朝から活動できる体づくりに効果的なことがわかっています。魚の消費量が多い人(EPAを1日2.5グラム摂取)と、魚の消費量の少ない人(EPAを1日0.9グラム摂取)を比較した実験では、魚の消費量が多い人の方が血液をサラサラにしやすい体質であったことが報告されています。魚を含む朝食をメインに食べている子供たちの方が朝食の栄養素バランスがよく、朝型傾向であるとの報告もあるので、ぜひ朝ごはんに取り入れてみるのもいいですね。

 そのほかにも、カツオ由来のタンパク質に抗酸化作用があることもわかっていますし、肝機能を向上させるタウリンと呼ばれるアミノ酸も含まれます。タウリンの摂取が多い人ほど、血中コレステロールや肥満度を示すBMIの値が低かったという報告もあります。ダイエット中の方にもおすすめです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭