夏休みのオススメ本
元電通マンで現代社会総合研究所の松野弘所長が言う。
「先行き不透明な時代の変革期には、世のトップリーダーたちは歴史を振り返るといいます。将来の指針を得る判断材料として名将やリーダーたちの足跡をたどるのです。アメリカでトップリーダーを教育するアスペン研究所でも哲学と歴史は不動のテーマ。それだけ歴史を学ぶことは重要だということ。世界は政治でも経済でも何か大きな変革の直前のような雰囲気。だから、歴史本が売れるのかもしれません」
世は猛暑で大騒ぎだが、今年は「平成」最後の夏でもある。時代の転換期だけに、改めて歴史を学ぶいい機会かもしれない。