体調が優れない…「夏バテ」はよく聞くが「冬バテ」もある?
冬バテの主な症状としては「頭痛、肩こり、下痢、便秘」「食欲不振」「寝つきが悪く、眠りも浅い」が代表的。さらには、「体が重く感じたり、イライラして集中力が低下する」「気分が落ち込む」「インフルエンザや風邪などの感染症にもかかりやすく、病気の治りも悪い」などがあります。
日頃のセルフケアとしておすすめなのが、心身をリラックスさせる神経、副交感神経を優位にする運動です。太極拳やヨガなど、ゆったりと呼吸を行いながらできるものになります。
お灸も効果的です。代表的なツボとしては、おへその指2本分下にある「気海」があります。カイロなどで温めても良く、10分おきぐらいに置いてじんわり温まったらやめ、再び温めることを繰り返すとよいでしょう。内くるぶしとアキレス腱の間にある「太渓」などは、お灸や足湯などで温めると効果的です。
冬は、春に向けてエネルギーを蓄える季節。何事も心を穏やかに、リラックスして過ごすことを意識しましょう。