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笹川伸雄

ジャーナリスト。1946年、宮城県生まれ。医、食、健康のジャンルを得意とし、著書に「妙薬探訪」(徳間文庫)など

妻と息子はがん治療拒否という私の決断を無言で受け入れた

公開日: 更新日:

 治療によってがん細胞が縮小しても、治療しなかった場合との比較はできない。私の知っている多くの医師、そして今回私を担当した4人の医師は“がんを治療しない”という選択を理解できなかったし、がんを治療しないとどうなるかを分からなかった。

 私の決断に対し、家族や友人たちが危ぶむことなく納得してくれたことが、私には一番うれしいことだったし、大きなことだった。

【連載】ステージⅣがん治療を断るとどうなる

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